群馬県県知事登録旅行業 2-483号
(一社)全国旅行協議会正会員
日本の真ん中、群馬県。みなかみ町はその群馬県の最北端、水のふるさと利根川の源流に位置する町。
東京からわずか120分で類い希な自然に出会える場所です。
泉質の異なる温泉が18湯、町内には9つのスキー場を有し、クライマーを魅了し続ける谷川岳登山や、
利根川源流域でのラフティングなど自然をあますことなく活かしたアウトドアが盛んです。
また、良質な水と高低差のある地形、寒暖差のある気候から育まれたお米「水月夜」や
黄色いりんご「ぐんま 名月」は知る人ぞ知る人気のブランドです。
ここみなかみ町は、利根川のはじめの1滴が生まれる場所。
2000m級の山々に囲まれ、気候の変化が激しく、四季の変化を感じ取れる場所。
人の暮らしが自然とともにあり、自然から学び楽しむ先人の知恵が脈々と受け継がれています。
そして、この厳しくも美しい自然と、そこに住む人に惹かれ移り住む人も少なくありません。
みなかみ町は、生活エリアに山あり川あり、暮らしを面白くする人の集合体です。
田中正人さん
アドベンチャーレースの国内第一人者。数々の海外レースで実績を作る。 自身が主宰するチームイーストウインド所属レーサー田中陽希さんが挑戦したNHK・BS番組「グレートトラバーズ」では、同行しカメラマンを務めた。講演活動多数。
一ノ倉沢のハイキングコースはダイナミックな自然と絶景を手軽に楽しめることで人気です。特に初夏から夏にかけてのおすすめが、通称「氷河の吐息」。
古代に氷河が押した岩(モレーン)によって出来た岩と岩の隙間を縫うように流れる雪解け水の冷気を、スーッと感じられる場所です。
谷川岳や一ノ倉沢への玄関口として登山客に親しまれている土合(どあい)駅。ホームから改札までは約10分、486段の階段のみ。私は部活動をしていないいわゆる帰宅部でしたが、通学時の階段昇りが部活みたいなもので高校のマラソン大会では800人中18位でした。
蜜た~っぷり、甘くてしゃきしゃきの黄色いりんご「ぐんま 名月」。生産量が少なく、なかなか市場に出回りませんが、一度食べたらやみつきになると評判です。
みなかみの土と水と空気に育まれたこのりんごを多くの方に食べてもらいたいという思いで、毎日畑に出ています。食べ頃は11月。是非、旬の味を楽しんでください。
みなさんもきっと使ったことのある赤と青のカスタネットの大半は、みなかみ町がふるさとです。
最盛期には200万個以上を生産したことも。塗装の機械も洗濯機を改良して自分たちで作り、夫婦で半世紀以上作り続けてきました。残念ながら数年前には材料となる良質な国産ブナ材が入手できなくなり、生産を終えました。
しかし、今でもわずかですが、みなかみ町の間伐材を使い、手作りだからこそできる音の楽しさにこだわって、体験用に作り続けています。
夏場には多くのラフティング客で賑わう利根川は、ここ、みなかみ町が源流。
上流はとにかく水がキレイで、水道水までおいしい! みなさんに安心して川遊びを満喫していただけるように、私たち川に携わるアウトドアの仲間は川での安全を第一に考え、連携して保護活動を行っています。
みなかみ町がある群馬県北部は、関東地方唯一の日本海側気候に属します。
冬になると越後山脈を越えて雪雲が流れ込み、雪の降る日が増えます。
町内には9カ所のスキー場があり、中でも藤原地区は日本有数の豪雪地帯です。
この雪は、春から夏にかけて利根川の水となって、東京をはじめとする首都圏約2,700万人の喉を潤します。
上越新幹線上毛高原駅の裏にある田んぼでは、6月中旬から7月上旬にかけ、多い年では1000匹以上ものホタルが乱舞するスポットがあります。本来住む場所が違うゲンジホタルとヘイケホタルが、ここでは同じ場所で乱舞します。
人工的に繁殖したのではなく、天然自生するホタルが見られる希少なスポット。
地域ボランティアが協力して日々、環境の保全活動を行っています。
利根川水系の良質な水と山すその傾斜を利用して作られる「水月夜(みなつきよ)」。
食味値86点以上というブランド米の高い基準を満たすため、通常の田んぼより30%程生産量を減らして米を作っています。農薬や化学肥料を減らす特別栽培米にもチャレンジしています。