生徒の“主体性”で変わる、「余白」の仕掛けがある。
「夢」とは自分で掲げ、自分で叶えていくもの。大切なのは他人まかせではなく、自分が「主役になる」ことです。
学校とは、一人ひとりの「夢を叶える」土壌です。種は教員が蒔きますが、その種から芽を出すのは生徒自身の力。その芽が成長していく過程には、水分や栄養分のように学外から刺激を与えることが必要不可欠です。
みなかみ町体験旅行には、生徒の満足度や安全性を十分に担保しつつ、生徒の主体性によってゴールが変化する「余白」が含まれています。この「余白」が絶妙な仕掛けとなって、ただ一時の楽しさで終わるのではなく、真の学びにつながる校外学習になっています。
生徒・教員・学校、そして学外とのつながり。この関係性こそが、生徒の生きる根っこを育み、生徒自身が安心してのびしろいっぱいに成長することにつながります。
IT 化、コロナの流行と激変する教育現場で、これからも変わらないもの。それは、我々教員の「情熱」です。この泥臭い「情熱」に精一杯応えてくれるみなかみ町体験旅行と今後も「絶妙な仕掛け」を一緒に創り上げたいと願っています。
芝中学校 芝高等学校 探究係主任 見上 圭佑
(みなかみ町の自然や人に魅了された芝学園 教職員一同)