地域フィールドワーク
里山生活体験
知らなかった価値観の扉がひらく、
里山生活体験とは
昔から伝わる「知恵と技能」が詰まった暮らし。自然の循環に連動した「日々の営み」に一歩踏み込み、
そこで暮らす大人と触れ合うことは、子供たちの「ものの見方・考え方」の枠を広げるきっかけになります。
里山は地球環境を考える入り口
自然と人と野生生物が絶妙なバランスで共存している里山。自然の中に飛び込み、地域の人と対話することで、里山の未来は地球環境の行く末につながることに気づく。
里山の現実を知り、課題を自分ごと化
後継者不足で里山の整備が行き届かず、耕作放棄地や害獣などの深刻な問題があること。自分たちが普段飲んでいた水がどこから来ているのか。水の循環や自然とのつながりを知ることで、なぜ里山を守らなければならないかを自分ごととして考える。
自然と共にある、手作りの暮らし
自分たちが食べる野菜を育て、冬の燃料として薪を割る。四季折々の自然を楽しみ、何気ない日々を味わいながら暮らす受入れ先の人々。その飾らない人柄とありのままの生活に触れ、手作りの丁寧な暮らしを分かち合う。
暮らし方も、あり方も、
こころざしも。個性あふれる
地域のホストファミリー
田園エリア、高原エリア、谷川エリアと起伏に富んだ里山環境や、受入れ先によって異なる暮らしが体験できます。
  • 田園エリア
    25 軒
    みなかみ 月夜野・新治地区
    民家10・民宿4・ゲストハウス1
    沼田市地区
    民家3・民宿2
    川場村地区
    民家2・民宿2・ゲストハウス1
    道の駅「水紀行館」からの
    所要時間:30~40分
  • 高原エリア
    20 軒
    みなかみ 藤原地区
    ペンション2・民宿5
    沼田市玉原地区
    ペンション4
    片品村地区
    ペンション3・民宿6
    道の駅「水紀行館」からの
    所要時間:30~70分
  • 谷川エリア
    3 軒
    みなかみ くるみ村・粟原地区
    ペンション2・民宿1
    道の駅「水紀行館」からの
    所要時間:5~15分
多角的に里山を探究できる
2泊3日プラン例
「自然の宝庫」を体感しながら、地域の課題に気づく。何事も臨機応変に対応する里山の「当たり前」を通して、創造力や協働力を身につける。様々な方向から里山を探究し、自分の価値観を見つめ直すことができます。
初日
「地域探究ハイキング」
圧倒的なスケールの自然を肌で感じながら
自然と人の共生を考える
谷川岳・一ノ倉沢コース6.6km
集合12:30 / 解散16:00
「谷川岳ロープウェイベースプラザ」
17:00頃 ホテル チェックイン
2日目~3日目
「里山生活体験」
地域の暮らしに入り込み、
伝承される生活の知恵や工夫、
様々な価値観に触れることができます

8:30ホテル出発
各受入れ先へは観光バスで送迎
※エリアにより到着時間に30〜50分の差が生じます
バス
お出迎え
観光バスが送迎
(先生に立ち会っていただきます)
自己紹介
最初はドキドキ緊張するけど、
里山は解放感でいっぱい!
里山ならではの生活を体験
畑で採れたての野菜を味わったり、
知恵を出し合い、
みんなで協力して
作る夕食はどれも感動の味
夜の楽しい団らん
かるたや、おしゃべりは
時間が経つのを忘れてしまうほど盛りあがります
自主的にお手伝い
翌日になると、自分のお家のように
いろいろ慣れてきたかも!?
バス
お別れ
観光バスが送迎
(先生に立ち会っていただきます)
里山生活体験
期間:通年
体験時間:1日(約6時間)~ご要望に応じて
受け入れ人数:4~200名(1軒あたり4~10名)
※受け入れ軒数は変動する場合がありますので、詳しくはお問い合わせください
里山で楽しく過ごすための基本的なマナー

事前に

  1. 里山は都会と大きく自然環境が異なります。現地がどんな地域(気候風土など)なのか下調べをしましょう
  2. 受入れ先の方たちの日常を想像し、お話ししたいこと体験したいことなどをまとめておきましょう
  3. 現地の環境に合わせた服装と持ち物を準備しましょう

現地で

  1. 気になること、分からないことがあったら、そのままにせず質問しましょう
  2. 嫌いなことも、苦手なことも、何でも挑戦してみましょう
  3. 受入れ先の方、班の仲間と積極的に話をして、一緒に活動しましょう
  4. 受入れ先での時間を大切に、そこでしかできないことをして過ごしましょう
  5. 困ったことや、体調が悪いと感じたら、すぐに受入れ先の方に伝えましょう
  6. 自然の中では楽しいことも危ないこともあります。受入れ先の方の話をよく聞いて活動しましょう
  7. 自然環境を守るため、まわりにある動植物の採取を控え、持ち込んだものは持ち帰りましょう
  8. その日に活動したことを振り返り、感じたことを言葉にして、受入れ先の方と仲間みんなで対話しましょう

服装・持ち物

リュックサック・長袖※1・長ズボン※1・上着※2・カッパ(上下分かれているものをおすすめ)・汚れてもよい運動靴もしくは長靴※1・帽子・作業用手袋(フィットタイプ)・パジャマなど寝まき・虫除けスプレー・タオル・洗面用具・常備薬・水筒 ※1 外(土の上)での活動がありますので、汚れても良い服と靴を別に用意してください
※2 夜は冷え込むことがあります。防寒着として羽織るものがあると安心です
手配の流れ
~約2ヶ月前
受入れ家庭リスト提出
必要軒数を割り出し、所在地や家族構成などを明記したリストを学校団体様に提出
~約1ヶ月前
班名簿確定
学校団体様より1軒あたり4~10名に班分けした名簿(弊社指定様式「受入れ先リスト」)を返信いただきます。名簿には、生徒氏名・アレルギー(食物・動物他)・配慮事項等の情報をご記入ください
※アレルギー・配慮事項等を確認した後、より詳細な生徒情報を受入れ先と共有するためにヒアリングを行います
※班名簿確定後に受入れ先の変更が生じる場合があります