2017.06.11
秘境みなかみを歩く。

 

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みなかみ町は、関東最北の地。

新潟県との県境に位置しています。

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新潟と群馬にまたがる三国山(みくにやま)は

三国山脈(みくにさんみゃく)の一部。

江戸時代には国境ルートとして、旅人が往来した街道でもあります。

 

いまでは、林間登山など自然学習の場として選ばれていますが、

一般登山や街道巡りを楽しむ方にも

是非ともオススメしたいお山です。

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この季節は、新緑のシャワーが何ともうれしい〜登山道。

 

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登り始めてまもなく、

緑の道に映える「にりんそう」という山野草が出迎えてくれます。

 

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素朴ですが、可憐なお花をしばし眺め、なんだか優しい気持ちに(笑)。

さぁ、がんばって歩こうっと!

 

この季節の三国山登山は、時より吹く爽やかな風を肌に感じたり、

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清冽な湧き水で涼をとったりしながら、

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街道の歴史や自然界のふしぎにも触れることができます。

 

 

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こちらは、桂(かつら)の木。

一つの株から、いくつも木の幹が伸びています。

朽ちようとする前に分離して、新しい幹が生まれるとか。

まさに命をつなぐ、” 不変 “の木ですね!!!

 

そして、この葉っぱをこするとシナモンのような

あま〜い香りがするようですよ。

自然を知るって、楽しいものですね〜。

あっ、でも香りがするのは、秋の落葉時期でーす。

 

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ガイドさんがいらっしゃいました。

しばし耳を傾けていると、

ふむふむ興味深いお話が出てくる、でてくる!

山岳ガイドさんはまさに生きる知恵袋のようなお方。

地域に伝わるお話から

植物のことなどいろ〜んなお話が聞けます。

“ここだけ ” 話も、聞けるかも!?

 

三国山を歩いていると、

途中、様々なスポットに巡りあえるので

疲れを癒すことができます。

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こちらの石は、江戸時代に整備された舗装の名残だとか。

当時、参勤交代のルートとして利用されていたため、

お大名行列が通行しやすいようにと、この険しい峠道を整備したとか。

先人の苦労が偲ばれますね。。。

 

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しばらく登っていると、

遠くに見える白い山「苗場山(なえばさん)」 を

眺めることができたり、

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黄色くかわいらしいお花をみることができます。

「オオバキスミレ」か「ナエバキスミレ」どちらでしょう。。。

スミレの一種で、日本海側の山地で生息している花のようです。

まさに日本海 新潟に隣接しているお山なんだ!

ということが分かります。

 

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さぁ、いよいよ峠に到着しました。

ここが国境です!

こちらを境にして群馬県と新潟県にわかれます。

登ってきた方角が、新潟県湯沢町。

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権現神社がありますねー。

こちらのパワースポットでお昼を食べ、

山頂アタックへの力をためておきましょう。

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権現神社を背にして登っていくと

このような木道が続きます。

視界も開け、いよいよ山頂間近!

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やった===!!

山頂でーす。

やっぱり登山は達成感がありますね〜〜〜。

 

つかの間の余韻に浸り、、、

さっ、景色を眺めたら、早々に下山して

温泉にざぶ〜んと入りたいものです♪

 

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今回は、新潟県側から登り、同じ場所に下山してきましたが

群馬側へ抜けるルートも、茶屋跡があったりと

歴史を感じられる名所跡があります。

 

新潟側でも群馬側でも登山口近くの駐車場は、

大型バス5〜6台分相当のスペースはあるのではないでしょうか。

どちらにも駐車場がありますので

ルート計画をたてれば、シーズンにあわせた

お好みの登山ができるはず。

 

今はまさに新緑の季節。

日帰り登山にはちょうど良いコースで、

気持ちの良い汗を流すことができます。

是非、街道散策や自然を感じに

歩いてみてはいかがでしょう。