例年に比べ、今年は、秋が長く暖かいので
思いきって、谷川岳に登ってみることに。
そして、天気と相談しながらロープウェイが終了する前の14日に決行。
さてさて、魔の山と言われる「谷川岳」の晩秋登山はどうなることやら。。。
11月14日。ロープウェイ乗り場周辺の紅葉は、まだ残っています!
ロープウェイを使って、標高1,500mの天神平まで行きます。
山の中腹でも、ところどころ紅葉が少し残っています。
さぁ、いよいよ往復6.6km約4時間30分の登山がスタート!
歩き始めは、木々に囲まれた木道です。
2〜3日前の初冠雪で、足場は濡れていてコンディションはよくないです。
下界は曇りでしたが、こちらはもっとガスってる。。。
でも、だからこそ、こんな幻想的な風景に出会えたりします。
視界が悪いせいなのか?急に傾斜のキツイ箇所が増えてきて、
転げ落ちそう、、、
一気に集中力が増します。
気がつけば、周辺の木々も無くなり、岩場ばかり。
登り始めて1時間ちょっと。「天狗の留まり場」に到着。
半分以上は登ったかなぁ。。
ここから約30分登って、ようやく肩の小屋に到着。
小休止して、靴擦れする前に、足の応急処置しておきます。
自然の中では、早めの対処が大切ですからね。
痛みも薄れたので、出発!
四つん這いになりながら、いざ頂上へ。
(グローブがないと怪我や防寒から身を守れませんね。。。)
互耳峰の一つ目トマの耳を経由し、オキの耳に到着。
その時、一時ガスが流れて、視界が開けました!!!!!!!
なんて美しい景色なんだーーー。
このチラ見せ技法は、見事ですね〜〜〜。
これだから、登山はやめられない!!
疲れが吹っ飛び、下山への気力も湧いてきます!
が、しかし、、、
急傾斜を下る帰路は、緊張と集中の連続で
脳も体力もかなりすり減ります。。。
特に木道は滑って危険なので、慎重に慎重に足場を選びながら降り
何とか無事に帰ってくることができました。
今年は降雪が遅いので、晩秋のこの時期に
谷川岳に登ることが叶いましたが、
風は冷たく、足場も良くない。
冬の山に登るという意識と適切な装備でなければ危険だと
身にしみて感じた1日でした。