2024.11.18
晩秋の谷川岳に登る。

例年に比べ、今年は、秋が長く暖かいので

思いきって、谷川岳に登ってみることに。

そして、天気と相談しながらロープウェイが終了する前の14日に決行。

さてさて、魔の山と言われる「谷川岳」の晩秋登山はどうなることやら。。。

登山_0

11月14日。ロープウェイ乗り場周辺の紅葉は、まだ残っています!

 

谷川岳登山_1

ロープウェイを使って、標高1,500mの天神平まで行きます。

山の中腹でも、ところどころ紅葉が少し残っています。

さぁ、いよいよ往復6.6km約4時間30分の登山がスタート!

歩き始めは、木々に囲まれた木道です。

2〜3日前の初冠雪で、足場は濡れていてコンディションはよくないです。

 

谷川岳登山_4

下界は曇りでしたが、こちらはもっとガスってる。。。

でも、だからこそ、こんな幻想的な風景に出会えたりします。

 

谷川岳登山_5

視界が悪いせいなのか?急に傾斜のキツイ箇所が増えてきて、

転げ落ちそう、、、

一気に集中力が増します。

気がつけば、周辺の木々も無くなり、岩場ばかり。

 

谷川岳登山_6

登り始めて1時間ちょっと。「天狗の留まり場」に到着。

半分以上は登ったかなぁ。。

 

谷川岳登山_7

ここから約30分登って、ようやく肩の小屋に到着。

谷川岳登山_肩の小屋

小休止して、靴擦れする前に、足の応急処置しておきます。

自然の中では、早めの対処が大切ですからね。

 

谷川岳登山_8

痛みも薄れたので、出発!

四つん這いになりながら、いざ頂上へ。

(グローブがないと怪我や防寒から身を守れませんね。。。)

bestview

互耳峰の一つ目トマの耳を経由し、オキの耳に到着。

その時、一時ガスが流れて、視界が開けました!!!!!!!

なんて美しい景色なんだーーー。

このチラ見せ技法は、見事ですね〜〜〜。

これだから、登山はやめられない!!

疲れが吹っ飛び、下山への気力も湧いてきます!

 

が、しかし、、、

急傾斜を下る帰路は、緊張と集中の連続で

脳も体力もかなりすり減ります。。。

谷川岳_9

特に木道は滑って危険なので、慎重に慎重に足場を選びながら降り

何とか無事に帰ってくることができました。

 

今年は降雪が遅いので、晩秋のこの時期に

谷川岳に登ることが叶いましたが、

風は冷たく、足場も良くない。

冬の山に登るという意識と適切な装備でなければ危険だと

身にしみて感じた1日でした。