入学して間もない高校1年生。
まだクラスメイトの名前も顔も一致しないこの時期に、
みなかみ町の自然フィールドを使った、「仲間作りプログラム」に挑戦です!
この日は、あいにくの春の嵐。
強風とみぞれまじりの悪天候だったため
屋内での活動となってしまいました。
みなかみ町温泉街にほど近いホール「みなかみ町観光会館」に集合。
400人規模のマンモス校です。
まずは、みんなで緊張をほぐすための、アイスブレイキング。
こころとカラダをほぐす、ちょっとした準備運動みたいなものです。
たとえ大人数でも、みんなが息を合わせると、
気持ちがイイくらい、ぴたっと揃いますね!!
ディレクターのヒデさんのナビゲーションには、いつもこころを打たれます。
まず、マイクを使いません。(屋外であっても、大人数でも、です。)
そして、誰にでも分かりやすい言葉でシンプルに伝えます。
お腹から力一杯にでてくる声と言葉にはエネルギーがあり、
説得力があるんですよねぇ。
「真剣にやると、楽しい。」
その通りだと思います。
ここからクラスに別れて、工夫を凝らした様々なプログラムに取り組みます。
さっ、勇気をもって。
挑戦のはじまりです!
手をつないだり、声を出して名前を読んだり、、、
超ドキドキですよね〜。
ちょっと恥ずかしいけど、、
ニックネームを胸に貼ることで、楽しく、早く顔が覚えられます。
きっと、きみは、これから3年間「やぎ」と呼ばれるんでしょうね♪
以前、ご紹介した「パイプライン」。
ビー玉を時間内に落とさず運ぶというゲーム。
チーム力が試されます。
おっ、このチーム、なかなか上手くいってますね〜。
次は難易度の高い「ヒューマンチェア」。
みんなで活動したプログラムの、集大成とも言えるものです。
さー、こころを一つにして。
集中、集中。
ここは、辛抱の時。
もうちょっと、踏ん張って!
おーーーー、大成功。
素晴らしい!!!
パチパチパチ。拍手、喝采〜。
挑戦の時も終わり、みんな、随分リラックスした表情に変わりました。
わずか3時間の活動でしたが、笑顔でニックネームで呼び合ったり、
肩を抱き合ったり、各チームのファシリテーターと別れを惜しんだり、、、
新しい友情が生まれた瞬間です。
みんなの笑顔と同時進行的に、
みぞれ雨もすっかりあがり、遠くの谷川連峰も姿を現してくれました。
このどきどきした気持ち、
寒さに堪えながらも
みんなで力を合わせて達成した高揚感など、
春が訪れるたびに、思い出してもらえるといいなぁと思いました。
一生の友情になることを、願っています。