2015.03.27
リアル地方創生!

リアル地方創生!
首都圏の水がめである利根川源流の里を一緒に守る人材急募!
直売所を情報発信拠点として運営してくれる責任者を募集します。
利根川の源流域の390平方キロという広大な大自然の中にある人口わずか450人、小中学生合わせて 24 人という小さな集落です。しかし、小さな点でも、鋭く尖った魅力がたくさんあるやばいところです。

・豊かな自然環境の中で子育てしたい方、大歓迎。
・閉鎖されている農産物直売所を地域の情報発信、交流拠点として整備します。
・地域住民の意識調査、一体この集落をどうしたいのか?何が魅力か?一緒に考えます。
・よそ者から見て魅力的な地域資源の発掘。
・田舎暮らしの体験プログラムの開発。
・農家民宿を軸に地域資源を生かした小さなビジネスを組み合わせ、年間通じて安定的な収益を得ることができるビジネスモデルを作る。
・空き家、仕事情報の発信・・・

地域の特色

1)藤原地区は、利根川の源流域にある集落で、首都圏の水がめとして、3000万人の命の水のふるさとです。4つの大規模ダムがあります。藤原地区の面積 は、みなかみ町の約半分を占め、390 ㎢という広大な土地にみなかみ町の人口 21,000 人のわずか 2%にあたる450人の住民が住んでいるにすぎない。関東でも有数の豪雪地帯で、冬には 3mの雪に覆われる。まさに他の地区からは隔絶された陸の孤島のような地域である。平均気温は、北海道と同じです。クーラーは、必要ありません。

2)人口の減少も激しく、平成 2 年には 752 人いた人口も平成 24 年には 450人に減っている。高齢化率も 42%に達する。藤原小中学校の在籍数も平成27年度で小学生 15 名、中学生 8 名となっている。それでも、子どもたちは豊かな自然環境の中で、のびのびとたくましく成長しています。少人数学級でしかできない世代を超えた家族的な教育 環境のある素敵な学校です。地域全体で子どもたちを育てる風土と豊かな自然を生かした、普通の学校では絶対にできない学校を目指します。

3)地区内には、スキー場が3か所あり、300名以上宿泊できるホテルが2か所、100名以上宿泊できる旅館が2か所、その他にも旅館、ペンション、民宿など30軒の宿泊施設がある。
イギリスのロイターが選んだ「世界10大温泉」唯一日本で選ばれた「宝川温泉」も藤原にある!尾瀬にも近い!

★これまでの取り組み
1)平成 15 年より、首都圏の都市住民と藤原の地域住民、町役場が連携し、40 年間放置されていたかつての入会地を再生させ、毎年春に火入れを行い、秋には茅刈りを行っている。そのフィールドを学校団体の環境学習の場として活用し、 講師として地元の古老が活躍している。また、秋に刈り取った茅は関東一円の文化財の屋根材として利用されている。
2)平成 15 年より、首都圏の水がめである利根川の最上流部にある藤原の地域住民が中心となり、下流域の人々とともに、「奥利根水源憲章」を定め水源地の保全と地域活性化を流域住民とともに進める取り組みを続けている。(流域コモンズの提唱)
3)平成 21 年度から「みなかみ町教育旅行協議会」による、小中学生の体験学習の受入を行っている。都会の子どもたちの交流を通じて、新しい可能性が広がってきた。
4)古民家再生プロジェクト!数百年の歴史のある古民家再生し、田舎暮らしの体験場所として活用できるように手作りで整備を進めています。

■業務内容
4月からオープン予定の情報発信拠点となる直売所の運営責任者を募集します。

・地域住民の求めているものやこの地域をどうしたいのか、などのヒアリング調査。
・休耕地、農産物の生産状況の調査。地域内で農産物の流通させるしくみの開発。
・域外の若者から見て魅力的な地域資源の発掘。
・田舎暮らしの体験プログラムの開発。
・地域の人と一緒にイベントの運営。
・ブログ、Twitter、Facebook 等による地域情報の発信。

■募集対象 ・お年寄りとのコミュニケーションが好きな方。
・地域住民と協力しながら一緒に活動できる方
・普通自動車運転免許を有している方
■募集人数: 1名
■給与: 月額220,000円 社会保険あり(3ヵ年)
■その他特記事項 住居は、有料ですが、町営住宅、1軒屋、下宿等も可能です。
■現地下見希望の方は、事前に下記へメールでご連絡の上、お越しください。下見のための交通費等は支給しません。
■お問い合わせ先
NPO法人奥利根水源地域ネットワーク 担当:北山
〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原 3862-1
TEL:090-4062-4040 kitayama@m-tr.jp

リアル地方創生!

リアル地方創生!3