みなかみで
自らの自然体に出会う
みなかみの地に着くと、すごく呼吸が深くなり楽になります。朝の目覚めもとてもよくて、自分の自然体に出会えていることを確信します。これは、都会でどんなにエクササイズをしたり、健康に配慮したりしても得られないもので、簡単にできることではないと毎回みなかみを訪れては確認しています。本来の自然体がわからないと、いくら健康管理に気をつけていても、情報に踊らされてしまうだけで、どこに向かえば良いかわからなくなってしまいます。みなかみにいると、自分自身の身体から、本来の自然体を探し出していくことができます。みなかみの自然を体感するさまざまなアクティビティには、現代人の神経系の凍りつきを解くためのエッセンスがたくさん隠されています。みなかみヘルスツーリズムは、それをより体験できるプログラムです。
みなかみの恵みを味方に
「食べるということ」を感じよう
初めてみなかみに行った時「みなかみには何にもない」と言われましたが、この2年間で多くの魅力に出会いました。農作物はもちろん、水の綺麗さは他にはない強みですし、山も川もあって、空気も綺麗。その食環境は、栄養とともに大事な要素です。また、四季がはっきりしている分、私たちが東京にいると気づけない旬も感じさせてくれます。さらに、身近にあるアクティビティは、癒しにつながります。これからは、昔から食べてきた地元に根ざしたものの掘り起こしをしてもらいたいですね。地域に意味があり、栄養もあり、身体に合っている食文化を伝えていくことは、地域の発展には欠かせません。みなかみらしい何かも生まれてくると思います。独特の食文化は、他の地域にはないものなので、自信を持って取り組んでくれることを期待します。
町のスポーツセーフティー体制と
安心なコミュニケーションの時間で
安全安心のヘルスツーリズムを
みなかみヘルスツーリズムでは、アウトドアアクティビティやボディワークによって、身体性を取り戻すことを目指しています。その根底に「守られている」という安心感があることで、ヘルスツーリズムの質を向上させ、参加者が不安なく自身に向かい合い、自然との対話を楽しむことにつながります。私もみなかみに関わる時間の中で、その感覚を味わうことができました。事前の安全に対する環境整備の取り組みが行われていることで、怪我や万が一命に関わるような緊急事態が起こった際の適切な対応につながり、町としても安全安心な環境を整えていると宣言できます。そして、自然の中に常に身を置いている事業者の皆さんと、明るく笑顔でコミュニケーションを取ることで、参加者は都会で生活する中で知らぬ間に緊張していた身体と心を、安心して委ねることができるのです。
みなかみの自然が心身の健康に与える
影響を「見える化」する
国内外のアウトドアフィールドと比較してみても、みなかみ町には大きなポテンシャルを感じます。特に、東京からのアクセスの良さは他にない武器です。一方で、素晴らしい自然資源がある日本で選ばれ続けるためには、日帰りの若者等がターゲットのアウドトアスポーツだけでなく、ゆっくりと土地の資源(水、空気、森林、山々、食材等)を楽しみ尽くせるツーリズムになる必要があります。そして、重要なのは「みなかみに来たら本当に健康になって帰ることができるのか」というエビデンス(確証)です。 近年、テクノロジーの進化で健康状態やフィジカル・メンタルを“見える化”する様々なツールができ、日本代表選手などのトップアスリートを支えています。この経験・知見を基に、みなかみに来た人たちがよい状態になって活気ある日常生活に戻っていただくことがゴールです。
自然への回帰は
良質のエネルギー充電そのもの!
東京からそれほど遠くない立地で、大自然を満喫できることだけでも素晴らしいのに、みなかみには見るだけで目の栄養になる山や森があり、マイナスイオンたっぷりの空気は、まるで吸うことのできるビタミンのようです。自然と大きな深呼吸になり、大自然の迫力で小さな身体が自然と動き出すようなフィールドです。豊富な水源や温泉は、明日への充電になり最高でしたし、心優しい地域の方々のサポートは、人の心を開き、元気にさせてくれる良薬のようです。乱れた自律神経の調整だけでなく、良質のエネルギーを充電できると感じました。みなかみを知り尽くした皆様だからこそできるオリジナルメニューやプログラムを楽しみにしています。都会の生活で疲れた人達の、身体と心を元気にしてくれるパワースポットであり続けてほしいです。
藤本靖さん
考案の
ストレスによる顎の緊張がゆるみ
全身がリラックス
左の奥歯にわりばしを挟み、わりばしを挟んでできた奥歯の奥にスペースを感じながら2~3分間、自然な呼吸を続けます。この時ゆっくり首を動かすのもよいでしょう。仰向けで行うとゆるみやすく特に効果的です。
目や耳の疲れ、対人関係のストレス、
肩こり、腰痛、背中の痛みに効く
姿勢を楽に、まっすぐにします。ひじを軽く横に広げて視線は遠くを見ます。中指の先を耳の穴の入り口、親指を耳の後ろの付け根に当てて、耳をつまみます。真横から斜め後ろ方向に耳を軽くひっぱります。頭蓋骨から耳を2~3mm浮かすような感覚で、グイグイ強くひっぱらないことがコツです。立ったままでも、座ったままでも構いません。
目や頭がスッキリして、疲れが解消。
気分が落ち着き、ストレスに強い心身に
イスに座り、ストローを片手に持って口にくわえます。もう片方の手で、軽く下腹に触れます。そのままフーとストローから息を吐きます。次に、ストローを口から外して鼻から吸います。これを1分間繰り返します。